ある日突然家のどこかから、小さく、でもはっきりと「ぴっ・・・・・ぴっ・・・・・ぴっ・・・・・ぴっ・・・・・」という音が聞こえてきたことはないでしょうか。多分それは煙探知機・警報機(smoke detector/smoke alarm)です。電池の電圧が下がってくると(切れかけくると)、交換を知らせるために警告音がなるようになっています。
アパートメント住まいなら、分からないことがあればマネジメントオフィスに聞くのが手っ取り早いと思いますが・・・知り合いの学生さんで、煙探知機の電池切れの音が鳴り出したものの日本からの引っ越し直後でまだ椅子が無く天井に届かなかった人がいます。アパートのマネジメントオフィスに言っても「そういうことは自分でやって」と手助けしてもらえず、椅子を借りられる知り合いもまだなく、一週間ほど警告音が鳴り続けたままで過ごしたというかわいそうなことがあったので、大まかにどうするか知っていると眠れない夜を過ごさずにすむかもしれません。
電池を新しいものに入れ替えたらそのまま何もしなくて良い時もありますが、替えた後も音が止まらない場合は、テストボタンを押すとリセットされて止まるはずです。テストボタンは、その名の通り探知機が正常に作動しているかどうかをテストするボタンで、探知機の表面のすぐ分かる場所にあります。種類によって多少動作は違うと思いますが、ボタンをしばらく押し続けてから手を離し、その後しばらくして「ビーッ!!!」と何回か大きな音が鳴ったらテスト完了、というものが多いよう。心臓に悪い音がするので心の準備をしてテストしましょう。。。
それでも、またしばらくして音が鳴り始めることがあります。家の中の他の探知機と配線でつながっているタイプの場合、どれかひとつのでも電池が切れかかっているものがあるとこうなるようです。それを避けるために、全部の電池を同じ時に入れ替えるようにします。
以上、ある時我が家の煙探知機が電池を換えたのに3日にわたって断続的にぴーぴー鳴り続け、わけが分からずアパートメントのメンテナンスの人を何度か呼び出し教えてもらったことです。家の場合は、全部替えたと思っていたのに一箇所替えていなかったのが原因で、電池を換えてリセットしても何時間か経つと鳴り出すのを繰り返していました。
ちなみに、夜中に電池切れの音が鳴り始めたのに替えの電池が無いような時の場合、電池を抜かないで蓋を開けっ放しにしておくと音は鳴らないそうです(でも、絶対にそのまま放置してはいけません)。電池は年に一度、毎年決まった日に交換するのが良いとネットのあちこちで勧められています。うちも春にするかなぁと思いつつもそのままで、前回の交換から1年半経ってしまいました。
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