遅ればせながら、E-3を購入!
去年のE-3のうわさ以来、発表、発売、発売後レビュー等々、いろいろ見ながら待ち続け、遂に購入に至りました。
これまでE-1を使い続けていて、大変気に入っていたのですが、なにぶん古い機種なので、最近の機種と比べると色々と不満がありました。(ほとんどのE-1ユーザーは同じだと思いますが。)
で、色々悩んだ挙句、やっぱりE-Systemが一番自分にあっていると結論がついたので、満を期してE-3の購入に踏み切りました。
今更感はありますが、今回から何回かに分けて感想をつづってみたいと思います。
まずは、ボディーのハンドリングについて。
ここポートランドではE-3を売っている店は無く、物が送られてくるまで実物に触る機会はありませんでした。
パッケージを開けて初めて持ち上げた感想は、意外と小さいかな?でした。(もちろんE-1と比べてです。)
実際はやや大きくなっているのですが、グリップの大きさがE-1より少しだけ薄くなったため、自分の手にフィットするようになったのが要因のようです。E-1のグリップは自分の手にはやや大きく、メインダイアル、サブダイアル、シャッターを一度に操作できなかったのです。
ところが、E-3はぴったりフィット! まるで、あつらえたかのようにしっくりくるのが喜びです。(自分の手は少し小さいと思っていたのですが、標準的だったということかな?)
ボタン類・ダイアル類を押した感触はE-1より少しソフトになりました。E-1の時はカチッという感じだったのが、E-3はカチッが無くてポヨっという感じです。しかし、押した感触は十分で、決して不安定というわけではなく、なかなかソフトでいい感じではないかと思いました。
ダイアルも気持ちソフトになったようです。操作感は悪くないと思います。
電源スイッチの位置が背面に移動して、使いやすくなりました。以前はストラップに引っかかったりしてのが、当然その心配はなくなりました。(付属のストラップではなくて、OP/Tech USAのを使っているため)
電源のOn/Offのし易さはどちらも同じだと思います。
CFカードスロット、バッテリースロットの開閉レバーの仕組みが変わって、以前より簡略化(?)されたようです。良く言えばワンタッチで開くことができる、悪く言えばセキュアな感触が失われたという感じです。私的には、以前の方がよかったかなと思います。
下の写真、左はバッテリースロットの開閉レバーで新しいフラットな回転スライド式、右はE-1形式の開閉レバーで一旦つまみを起こした後回転させる形式
なお、上の右の写真は縦グリップのバッテリースロットの開閉レバーで、これはE-1形式を踏襲した模様。
バッテリーはロックがついて、蓋を開けてもいきなり飛び出さないようになりました。素晴らしい!