たまには、KG-Chartの使い方について書いてみたいと思います。
第一弾は、一番よく訊かれる「写真からの変換」方法について。
注意: ここで説明する方法は必ずしも全ての画像に当てはまるとは限りませんので、あくまで参考と捕らえてください。
まずは、図案にしたい写真を選びます。ここでは、我が家の一員リルフィーの写真をモデルにします。
できるだけ背景が無い(無地など)ほうが後で処理しやすいです。
次に、画像処理ソフト(フォトショップやペイントショッププロ)等を使って、彩度を25%~30%ほど上げます。さらに、明るさも10%~20%ほど上げます。(上げる割合は、写真等によって調整する必要がありますが...。)
画面で見た目やや派手に見えますが、それでOKです。
次に、背景を白で塗りつぶします。画像処理ソフトにある「マジックワンド」を使うと比較的簡単です。
選択領域を削除すると、背景が白くなります。
ここで、画像を縮小します。
出来上がりサイズをA4 (210mm×297mm) に収まるようにするとして、適当な余白、ここでは20mmとして、図案サイズは約170mm × 260mm。リネンの32カウント/inchをターゲットにすると、100x160のメッシュに出来上がるはずなので、その4倍ほどの画像を用意します。
なので、400x640ピクセル程の画像に縮小します。
元画像の縦横比によって実際のサイズは異なりますので、大体横400ドットに収まるくらいのサイズに縮小するとよいでしょう。
続く。